JRMNの動き
2008年度(2008年7月〜2008年12月)
2008年度日本リスク研究学会第21回年次大会企画
セッションの開催
2008年11月30日
2008年11月の日本リスク研究学会第21回年次大会(関西大学にて開催)において、日本リスクマネジャ
ネットワークとして企画セッションを主宰し、5名のリスクマネジャが業務・社会経験を生かした発表を行いました。
企画セッション「社会人リスクマネジャの役割と視点」
座長:宮崎隆介 (JRMN代表世話人)
- 西山満(JRMN/株式会社大気社):「建築設備における失敗事例の活用」
- 多々良尊子(JRMN/鹿児島県立短期大学):「居住環境における化学物質のリスク分析―市民が取り組む
室内空気環境の簡易測定法の検討―」
- 東泰好(JRMN/アストラゼネカ(株)前臨床開発部シニアサイエンテイスト)「医薬品の環境影響とリスクマネジメント」
- 宇野健一(JRMN/プラン・ド・ウノ):「人間の成長段階と環境変化に伴うリスク意識の変化」
- 神牧智子(JRMN/大阪府都市整備部):「経済的手法による家庭系危険・有害廃棄物の回収事例に関する考察」
シンポジウム「リスク管理教育が導く持続可能社会」
への参加
2008年11月21日
シンポジウム「リスク管理教育が導く持続可能社会」(「環境リスク管理のための人材養成」プログラム
・最終シンポジウム)において代表(宮崎隆介)が日本リスクマネジャネットワークの紹介(「リスクマネジャの
社会における活躍」)を行いました。
また16名のJRMN会員が社会において実施しているリスク管理の取り組みについてポスター
発表を行いました。
ポスターセッション
- 浅尾真人:「化学兵器廃棄におけるリスク評価・低減」
- 東泰好:「医薬品業界における環境リスク管理の一例-AstraZeneca社における取組-
- 伊藤耕志:「地方自治体研究所の業務においての環境リスクへの取り組みについて(大阪府環境農林水産総合研究所の例)」
- 宇野健一:「海外で働くリスク」
- 数瀬明美:「研究開発部門におけるリスク対応」
- 神牧智子:「行政コミュニケーションにおけるリスク情報の発信について」
- 添田孝史:「最近見つけた<やばそうな>もの」
- 田坂昭弘:「武田薬品の環境・安全への取り組み」
- 多々良尊子:「市民が取り組む生活環境中の化学物質のリスク分析-西宮市役所周辺地域における大気中ベンゼン濃度の試算-」
- 辻本晴美:「環境リスク管理の必要なNPOを立ち上げる!」
- 永尾秀俊:「エフピコの3R推進活動紹介」
- 西村庄司:「環境計測株式会社の活動紹介」
- 西山満:「組織とリスクマネジャとの関わり」
- :前田興治/楠本直樹:「事例報告:小倉山復活プロジェクト」
- 美馬知美:「組織リスクと組織内コミュニケーション」
尼崎商工会議所開催のエコ検定対策講座講師派遣
2008年10月22日〜12月10日
尼崎商工会議所で開催されたエコ検定対策講座に講師を派遣し、参加者からは好評をいただきました。
日本リスクマネジャネットワーク設立総会
2008年7月27日
日本リスクマネジャネットワーク設立総会では、設立趣意書、倫理憲章、定款、会の運営体制、初年度の活動内容等が決定されました。
設立総会後、環境リスク管理のための人材養成プログラム研究機関および推進本部代表の大阪大学大学院工学研究科盛岡通教授により、
リスクマネジャへの期待、精神性、将来のリスクへの取り組みの在り方に
ついてご講演いただきました。