当セミナーの参加者は、41名(うちJRMN会員9名)。その内訳(JRMN会員を除く)は、地方自治体3名、ゼネコン5名、土壌調査会社9名、土壌浄化会社1名、コンサルタント1名、技術士事務所1名、製造・サービス業7名、個人5名であった。
東電福島第一原発事故に見られるように「科学技術の発達と大規模な社会システムの下での様々なリスクに対処できることを目指して、その
役割を共に考える」ことをテーマに、JRMNの活動を会員3名により紹介する場を設けた。
「関西県外避難者の会福島フォーラムのその後」
日時:平成25年10月16日 18:30〜20:50
場所:大阪府環境農林水産総合研究所情報プラザ研修室
- 「関西県外避難者の会福島フォーラムのその後
〜一般社団法人東日本大震災復興サポート協会と被災地との繋がり〜
- 「東日本大震災の記憶」 講師 佐々木宏明
ちょうど1年前の集会に来ていただき、原発事故の起きた福島から関西に自主避難してこられた遠藤雅彦さんに、生々しい経験を話していただきました。
今回は、その後の1年の活動についてお聞きするとともに、遠藤さんと一緒に活動されている佐々木さんの、地震発生から関西へ避難するまでのビビッドな動きについて、記憶をたどりながらの話をお聞きしました。
会を「一般社団法人東日本大震災復興サポート協会」と改められ、地元福島とのつながりを探りながら、避難先関西での生活の確立のために様々な努力をされている様子をうかがいました。
参加者が少なかったのが残念ですが、ひきつづき、被災者(避難者)の方のご苦労を忘れないよう、一人一人が東日本大震災、福島原発事故についての関心を持ち続けられるようささやかでも努力を続けたいものと感じました。(文責:宮崎)
9月度会員懇談会(第4回)開催
2013年9月11日
宇野副代表の参加で、懸案のスタデイグループ再開について説明の後、意見交換。3テーマが候補に
上がり、これを出発点にスタートすることになった。急ぐことなく、メンバー間でいろいろディスカッションを
深めていき、適当なところでJRMNの会員交流会などで発表、相互の情報交換、啓発を行うなどしながらまとめを行い、
うまくいけばリスク研究学会の大会での発表、学会機関誌への投稿などのほか、JRMNの新しい事業に結びつけていく
ことも目指す。
- カネボウ化粧品被害の話題を発端に、リスクに対する一般人の感覚(センス)養成の取り組み・・担当窓口:村林
- 水俣の問題を中心に、土壌汚染も含めて水銀リスクへの対応・・担当窓口:久保田
- 日本企業の世界への進出にとどまらず、外国からの企業進出や労働者の受け入れなど、国内外を問わず、日本人にとって
異文化との遭遇を避けて通れない現状から「異文化理解のリスク」研究・・担当窓口:宇野
8月度会員交流集会開催
2013年8月18日
恒例の懇親会中心の集会。昨年は準備が遅くて予約が取れなかったキリンビアパーク神戸(三田市)
見学。休日は通常はやっていないビオトープ見学も予約者の粘りでゲット。見学後は、ビアパーク内のレストランで
懇親会。見学会につきものの試飲会で飲んだ「一番搾りフローズン〈生〉」、エキストラコールドビールを注文して
かんかん照りの真夏の暑さがしのげました。こんな例会がたまにはあってもいいな、という感想でした。(宮崎記)
見学会写真アルバム
7月度会員懇談会(第3回)開催
2013年7月10日
久保田事務所において5名参加で、村林さんからJRMNのホームページについての提案があり、意見
交換。主な点は次のとおり。
- 「ご案内」の掲載順序を見直す。「リスクマネジャとは」を最初に持っていくことを検討。
- JRMNパンフレットを改定する。記載内容が阪大プログラム終了などの状況変化、活動記載内容も最近のものが
反映されていないので、秋のATCグリーンエコプラザでのJRMNセミナーまでに改定することにする。
- JRMNへのアクセスとして、久保田事務所(活動拠点)を明示する。
- 「事業・活動内容」の「講師派遣」のところを「出前講座」活動の準備の進み具合を見て見直す。
- 本人承諾次第になるが「講師紹介」も将来的に検討する。
- 「JRMNの動き」の2011年、2012年の部分を掲載する。「ご案内」の掲載順序を見直す。
- リスクマネジメントに関する辞書ページ(用語解説)を検討中のJRMN作成テキスト(会員共有のベースライン的内容)
を作成後、掲載を考える。「ご案内」の掲載順序を見直す。
- 「イベント・講演会情報」を事業・活動内容」の前に持っていくことを検討する。
- JRMNのホームページを比較すべき他団体のホームページをさがし、参考にすべき点を検討する。
6月度会員交流集会開催
2013年6月19日
今回は外部の人をお呼びしての講演会は無し。普及活動部担当にちなんで、知の市場の活動について、
これまでの活動から今後の展開をどうするか議論。環境基礎論からリスクマネジメントに重心を移した講座の立ち上げと
講師の確保ができれば、環境基礎論も内容をブラッシュアップしながら継続する2講座開講の意見も出る。
5月度会員懇談会(第2回)開催
2013年5月8日
8名参加で第2回懇談会開催。
*総会の時に提案された出前講座事業の取り組みについて遠藤会員より説明。
知の市場講座の「環境基礎論」での講師経験を生かし、講座での講義をベースにした環境・エネルギー関連のテーマや
それ以外にも会員の経験を生かしたテーマを募集し、具体的に行動に移していく。
*我々のリスクマネジャ資格の有効性について議論のあるところであるが、現在の日本に
おいて日本リスク研究学会(SRAJ)のRM資格以外にリスクマネジメントに関する人材養成(資格認定)がいくつか行われ
ている。今後SRAJでのRMの養成の在り方について意見を出していくにあたり、他の諸団体でのリスクマネジメント資格について
調べ、比較するなどしてみる事が提案された。
〈参考〉日本におけるリスクマネジメントに関する資格認定・日本リスク研究学会
・リスクマネジメント協会 ・日本リスクマネジメント学会 ・日本リスクマネジャ―&コンサルタント協会(RMCA)
4月度会員交流集会開催
2013年4月23日
今回はリスクマネジャ(JRMN入会予定)の福田さんをお呼びしての講演会。「ソーシャルメデイア(SNS)の
活用とそのリスクについて」。専門家の眼から見た問題点について話を聞く。
3月度会員懇談会(第1回)開催
2013年3月13日
事務所開きを兼ねた第1回の会員懇談会。17:30から7名参加、途中遅れて2名参加の計9名で、事務所はほぼ満杯。
遠藤会員の日曜大工による立派なテーブル(材料は宇都会員提供)を囲んで、21時過ぎまでにぎやかに懇談。会の活動につい
ていくつか前向きなアイデアが提案された。
定例総会開催
2013年2月17日
遠来(三重県)の会員・浦北さんも久しぶりの参加。昨年末から久保田会員の事務所を使わしていただいて
JRMNの事務局機能を果たせる場所を確保。それを踏まえて今年度から、偶数月の会員交流集会の間を埋める奇数月に定例で
会員懇談会を行うこととし、3月に事務所開きを兼ねて第1回懇談会を開くこととする。
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